1953-06-30 第16回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
同じくその内訳の3赤痢対策費、これは赤痢が猖獗をきわめる度合いが毎年毎年高くなつております。これの原因については各方面から検討されておりますが、いまだ的確なる原因が見つかりません。そこで本年度におきまして、この方面の権威の方々にお集まり願つて、この原因をつきたいということのための費用でございます。
同じくその内訳の3赤痢対策費、これは赤痢が猖獗をきわめる度合いが毎年毎年高くなつております。これの原因については各方面から検討されておりますが、いまだ的確なる原因が見つかりません。そこで本年度におきまして、この方面の権威の方々にお集まり願つて、この原因をつきたいということのための費用でございます。
次は、赤痢対策費でございますが、これは本年度新らしくお願いしているものでございますが、伝染病は全般として減少して来ておりますが、赤痢だけが昭和二十四年以来漸増の傾向にございまして、本年度は、五月中旬におきましては、昨年に比べまして約一三%減少いたしておりますけれども、併しなお依然として相当数発生いたしておりますので、赤痢の発生の状況が以前に比べまして、非常に最近変つて来ておりますので、その実際を調べる
14、伝染病予防費の(3)、五頁でございますが、赤痢対策費、これは赤痢が年々殖えますので、これについていろいろの議論がなされておりますので、これの根本的原因を衝いて、施策の確立に資したいというので赤痢調査会なるものを設けてこれに当るというための経費六十二万四千円を新規に計上いたしたのでございます。
それから赤痢対策費といたしましては、差当つて僅かな金額でありますが、赤痢調査会というものを中央に設けて、第一線の赤痢対策に対して強力なる指示、或いはこの鞭撻をいたしたいという経費でございます。なお赤痢に対しましては、只今のところきめ手がありませんので、一般的な広報宣伝に力を注がなければならないのですが、その経費は一番最初の広報宣伝費の中で賄うつもりであります。
それの対策といたしまして、この際少し抜本的な対策を逐次進めて行くようにしようじやないかという考えがそこに現われて、たとえばこのページの最後の赤痢対策費二億六千四十六万九千円、これは新規要求になつておりますが、都市の水洗便所を普及して行きたい、そのために補助をしたいという経費がそれでございます。